僕はもともと、大学生の頃、オーケストラでトランペットを吹いていたので、早めに浜松に行き、アクトシティに隣接している「楽器の博物館」にも行ってきた。
とても興味深い楽器がたくさんあり、面白かったよ。
さらに、「あり方会議」の前日は友人と「すっぽん料理のコース」を食べた。
すっぽんを食べるのは初めてだったけれど、癖が無くてとてもおいしかったです、はい。
さて、「あり方会議」の初日の11時からは「ウエルカムコンサート」があり、医療従事者で固めたオーケストラの演奏を聴いた。
なにしろ、全国から集めたインスタントのオーケストラなので、全員が集まって初めてリハーサルをやったのが前日だけ、だったらしい。
それにしては(失礼!)、とても素晴らしい演奏だった。
「アイネクライネ」とか「カノン」とか「ジュピター」等を聴きながらおいしいお弁当を食べました。
さて、同じく初日の10時から「プレゼンテーションスキル向上」のセッションがあった。(とっても参考になった。)
今回の「あり方会議」では、この手のビジネススキル系とも言えるセッションが多かったのが印象深かったです。
それは、もちろん、僕が普段、教育研修を担当しているからなのですが。
ほかにも、僕が簡単な講演をやった「コミュニケーションについて」や「コーチング・アクティブリスニング」に関するセミナーもあった。
「臨床試験トレーニング」なんていうのもあった。
もちろん、「あり方会議」全体が、「教育的色合い」を持っているのだけど、その中でも特にビジネススキルやキャリア開発についてのセッションがあったのが特徴でした。
こういうことはとても大切なのですが、もっと大切なのは、そのセミナーに参加された方が、それぞれの自分の職場に戻った時に、「あり方会議」でこんなのやっていてよかったから、うちでもやってみない? と草の根運動的に広がることだ。
繰り返し言いますが、もちろん「臨床試験を考える会議」らしいセッションが主なものでした。
(僕が特に興味を持ったのは北里大学の氏原さんが発表されていた「治験終了後の被験者への情報提供」だ。僕も前々から、治験参加者には自分が参加した治験の結果がどうなったかを知らせるべきだと思っていたので。)
さて、そういうことで、これから、「あり方会議」がどう変わっていくのか分かりませんが、僕としては少しはビジネススキル系のセミナーがあってもよいと思います。
モニターにもCRCにも「コミュニケーションスキル」や「傾聴力」や「交渉力」が必要だし、CRCの「マネジメント」も必要ですし、「プロジェクトマネジメント(今回はあった)」等のスキルも必要です。
最期になりますが、私が講演をしたセッションの関係者の皆様、それに今回の「あり方会議」を主催されました方々にお礼を申し上げます。
おかげさまで、「本当に、ホーライさんは実在したんですね!」という、昨年もありましたが、そういう方々と数多く出会えて嬉しかったです。
交換した名刺で名刺入れがパンパンになるぐらい、たくさんの方々と知り合いになれました。
名刺交換する時は、僕はリアルの会社の名刺をお渡ししていたのですが、「次から、ちゃんと『ホーライ』の名刺にしなさいよ」と複数の方からご意見をもらいました。
今後の検討事項としたいと思います。(当局のお答えのようですが。^^;)