2014年10月11日

教育的だった「第14回CRCと臨床試験のあり方を考える会議」

先週の10月4日と5日に浜松で行われた「第14回CRCと臨床試験のあり方を考える会議」に参加してきました。

僕はもともと、大学生の頃、オーケストラでトランペットを吹いていたので、早めに浜松に行き、アクトシティに隣接している「楽器の博物館」にも行ってきた。

とても興味深い楽器がたくさんあり、面白かったよ。


さらに、「あり方会議」の前日は友人と「すっぽん料理のコース」を食べた。

すっぽんを食べるのは初めてだったけれど、癖が無くてとてもおいしかったです、はい。


さて、「あり方会議」の初日の11時からは「ウエルカムコンサート」があり、医療従事者で固めたオーケストラの演奏を聴いた。

なにしろ、全国から集めたインスタントのオーケストラなので、全員が集まって初めてリハーサルをやったのが前日だけ、だったらしい。

それにしては(失礼!)、とても素晴らしい演奏だった。

「アイネクライネ」とか「カノン」とか「ジュピター」等を聴きながらおいしいお弁当を食べました。



さて、同じく初日の10時から「プレゼンテーションスキル向上」のセッションがあった。(とっても参考になった。)

今回の「あり方会議」では、この手のビジネススキル系とも言えるセッションが多かったのが印象深かったです。

それは、もちろん、僕が普段、教育研修を担当しているからなのですが。

ほかにも、僕が簡単な講演をやった「コミュニケーションについて」や「コーチング・アクティブリスニング」に関するセミナーもあった。

「臨床試験トレーニング」なんていうのもあった。

もちろん、「あり方会議」全体が、「教育的色合い」を持っているのだけど、その中でも特にビジネススキルやキャリア開発についてのセッションがあったのが特徴でした。


こういうことはとても大切なのですが、もっと大切なのは、そのセミナーに参加された方が、それぞれの自分の職場に戻った時に、「あり方会議」でこんなのやっていてよかったから、うちでもやってみない? と草の根運動的に広がることだ。

繰り返し言いますが、もちろん「臨床試験を考える会議」らしいセッションが主なものでした。

(僕が特に興味を持ったのは北里大学の氏原さんが発表されていた「治験終了後の被験者への情報提供」だ。僕も前々から、治験参加者には自分が参加した治験の結果がどうなったかを知らせるべきだと思っていたので。)



さて、そういうことで、これから、「あり方会議」がどう変わっていくのか分かりませんが、僕としては少しはビジネススキル系のセミナーがあってもよいと思います。

モニターにもCRCにも「コミュニケーションスキル」や「傾聴力」や「交渉力」が必要だし、CRCの「マネジメント」も必要ですし、「プロジェクトマネジメント(今回はあった)」等のスキルも必要です。


最期になりますが、私が講演をしたセッションの関係者の皆様、それに今回の「あり方会議」を主催されました方々にお礼を申し上げます。

おかげさまで、「本当に、ホーライさんは実在したんですね!」という、昨年もありましたが、そういう方々と数多く出会えて嬉しかったです。

交換した名刺で名刺入れがパンパンになるぐらい、たくさんの方々と知り合いになれました。


名刺交換する時は、僕はリアルの会社の名刺をお渡ししていたのですが、「次から、ちゃんと『ホーライ』の名刺にしなさいよ」と複数の方からご意見をもらいました。

今後の検討事項としたいと思います。(当局のお答えのようですが。^^;)

posted by ホーライ at 10:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 治験の活性化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月27日

みんなのメンタルヘルス

メンタルヘルスって、大事だ。

心が病む(本当は脳が病むだけど)と、長期間、会社を休むことが多い。

また、長い間、現場から離れていると、復帰することにも色々と課題がある。

優秀だった人も、それほどではなかった人でも、メンタルヘルスが問題で会社を辞める人がいると、やっぱり淋しい。

でも、本人にとっては、そのほうが結果的に良い(ということは、メンタルが正常になる)ことがあることも僕は経験的に知っている。


昔は、うつ病になった場合、大事なこと(たとえば会社を辞めるとか)を決定するのは先延ばしにしたほうが良いと言われていた。(今もそうかもしれないけれど。)

うつの時はとかく悲観的になっているので、会社を辞めたいと思って辞めてしまうと、あとで「もったいない」ことをしたと思うことがあるからだ。

でも、最近は転職なんて、日常茶飯事のことだから、昔ほど、「今、会社を辞めないほうがいい」とは言わなくなったんじゃないのかな。


うつ病は悪化すると自殺することがある。

自殺するぐらいなら、会社を辞めて、休養し、体調が戻ったら、別の会社へいけばいい。

もちろん、うつ病で自殺する原因が全て「会社」によるものではないけれど、少なくとも原因のひとつであるならば、減らしたい。


たとえば、モニターの仕事って、すごく「向き、不向き」がある。

不向きの人がモニターをやっているとうつ病になってしまうこともある。

そんな場合、職場としては、その人をたとえば、監査やQCに異動させる、という手もある。

実はこれは、僕のことだ。

僕はモニターから監査に異動して、救われた。


「うつ病は心の風邪」という表現が使われるようになって久しいが、この言葉には大きな誤解を招くおそれがある。

うつ病は、たしかに風邪のように、誰でもかかるおそれがある病気ではある。

ただし、風邪ではそうそう死なないが、うつ病では自殺がある。(あるいは会社を辞めるとか、普通の風邪ならありえない。)

だから、うつ病は心の風邪だからと軽く考えないでほしい。



もし、今、あなたがうつ病なら即刻、専門医にかかることを強くお勧めする。

そして、絶対に薬で治るからと希望を捨てないで欲しい。

場合によっては、入院が必要かもしれない。

入院すると本人も家族も大変だけど、これは病気を治すための一時的なものだと考えて欲しい。


組織の長や、チームのリーダーも、部下のメンタルヘルスに気をつけて欲しい。

メンタルに問題がある人は、なかなか、自分から「辛い」と言えない場合もある。

だから、あいつ、ちょっと、最近、おかしくないか? と思ったら、是非、声をかけて欲しい。

笑顔が少なくなったとか、疲労感が顔からにじみ出ているとか、食欲がなくなったらしいとか、よく眠れない、というような言葉を聞いたら、専門医にかかるように強く言って欲しい。

うつ病にかかると、病院に行くこと自体がおっくうで、行く気がしないのだ。

必要なら下記のサイトから、施設に電話して欲しい。(本人でも家族でも友人でもいい。)
  ↓
全国の精神保健福祉センター一覧
  ↓
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/mhcenter.html



posted by ホーライ at 12:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 人生について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月20日

機会を活かせ

今週のホーライ製薬は「臨床研究に関する倫理指針」の改正案に関する意見募集の結果について、だけどさ、これは所謂「パブリックコメント」募集の結果です。

事前に臨床研究に関する倫理指針の案を公示して、皆さんから意見・質問を募集したということ。

結構な数の質問・意見が寄せられている。

でも、こういう(パブリックコメントの募集)制度は実は、つい最近始まったものだ。

特にネット上に公開して、意見を求めるスタイルは。

「パブリックコメント」について「総務省」のページによると、以下のとおりです。
   ↓
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/gyoukan/kanri/tetsuzukihou/iken_koubo.html
   ↓
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意見公募手続とは、行政機関が命令等(政令、省令など)を制定するに当たって、事前に命令等の案を示し、その案について広く国民から意見や情報を募集するものです。

これは平成17年6月の行政手続法の改正により新設された手続です。
 
なお、これまでは「規制の設定又は改廃に係る意見提出手続(平成11年閣議決定)」に基づいて意見提出手続(いわゆるパブリック・コメント手続)が行われてきましたが、行政手続法に意見公募手続の規定が設けられ閣議決定の趣旨が引き継がれたことから、平成18年4月1日にこの閣議決定は廃止されました。

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ね? たった、ここ十数年のことなんだよね。

でさ、思ったんだけどさ、昔はどうしていたの? ということ。


きっと昔は「有識者」とか「関係者」だけ集めて意見を聴いたり、場合によっては、製薬協などの傘下の会社に意見を求めたり、とても限定された人を対象として意見や質問を受けていたんだろうね。

今も、そういう形式が残っていることもある。(まったくゼロから案を作るような場合は特に。)


「答申GCP」が公表された当時はその名前のとおり「当局」が「審議会」等に「具申」して、その「答申」としてガイドライン等ができていた。



今はよくなったよね。

上記の臨床研究の指針などに寄せられた質問や意見は、昔は「無視」されていたのだからさ。

今は、どのような立場の人であっても公平に意見を言える機会が与えられている。

だけど、今だに、「社内」で「こういう案のこういうところは何も変わらない」などとブチブチ、グチグチ言っている。

それは反則です。

言いたいことは、公に向かって、言ってください。

そんな愚痴を聞かされる部下や同僚の身にもなってほしいものだ。


現代はネットの時代でもある。

ネットでパブリックコメントが求められる時代。

そういう機会を与えられているのに、そういう機会を知っているのにその機会を使わずに「グチグチ」言っている人は潔く口を閉じて欲しい。

愚痴でも何でも、パブリックコメントに言ったらいい。

或いは、自分で行動を起こすとか。

ブログを作って、そこで自分の主張を堂々と主張すればいい。

ツイッターでもいい。

(ただし、その主張が受け入れられない場合はブログやツイッターが炎上するか、全く無視されるけれどね。)

そういうことが怖い人は、自分の寝室でひとりで愚痴ればいい。(パートナーがいない時に。)

地面を掘って、その穴に向かって叫んでもいい。(その場合は近くの木が聴いていて、その木で作られた笛が勝手にあなたの愚痴を言い出すことにご注意を。)


かつてパブリックコメントに「治験を検索すると高額バイトの治験しかヒットしない現状を変えて欲しい」と厚生労働省に訴えた人がいたけれど、その人はその後、自分で行動を起こして、「正しい」治験の情報をツイッターやブログで流しているだろうか?

posted by ホーライ at 16:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 製薬業界の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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