2014年10月25日

苦痛を和らげたい

がんのターミナルケアの一環として「痛み」の緩和がある。

がん、そのものはどうにもならないとしても、せめて「痛み」の緩和をしたい。

僕は頭痛持ちだから、痛みの辛さは多少は分かる。


病気そのものが治らないとしても、それに付随する不快感を無くしたい。

抗がん剤投与時の「制吐剤」などもそうだ。


人間、最後までQOLを下げたくない。

物理的な痛みだけでなく、精神的な痛みも緩和させたい。

僕は持病として「うつ病」を持っているので、心の辛さがどれだけ、その人のQOLを下げているかが多少は分かる。


医薬品は物理的な、あるいは、精神的な苦しさを患者から除くのが目的だ。

対症療法だけども、せめて、苦痛だけでも和らげてあげたい。

そういう役目を持った医薬品がもっとできてもいい、と思う。


posted by ホーライ at 14:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 新薬開発にまつわる話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月26日

日本NIHに本当に必要なものとは?

今週の「ホーライ製薬」は「日本版NIH」を見ています。
    ↓
http://horaiseiyaku.seesaa.net/


本家のアメリカのNIHの凄い所は「戦略が高度に練られている」というとこ。


よく企業に必要なのは「人」「もの」「かね」と言われていますが、最近は、これに「情報」が含まれますね。

そして、本当は絶対的に必要なのは「戦略」という「知恵」です。

どのような戦略のもと、どのようにして一国の健康関連の予算を分配していくのか。

アメリカではNIHが一手にこれを引き受けています。

言ってみれば「独占企業」ですね。

あまりに権力がその組織に集中しすぎると、その組織が立てた「戦略」の失敗が国レベルに直結します。

ひとつの組織に予算と権限を集中させるのは、うまくいけば縦割り行政の弊害を無くしてくれますが、こういう危険な面ももちあわせてきます。

それも、これも、「戦略」に左右されます。

先見の明とビジョンとリーダーシップと直観力と優秀な参謀。

チームワークと変化を読む力、多様性。

そんなものが、日本版NIHにも要求されると思います。


アメリカのNIHの仕組みをそのまま日本にもってきても成功するとは限りません。

日本の特性にあった組織と仕組みを作っていく必要があります。


あなたがNIHの所長なら、この先、10年の日本の健康・医療戦略をどう組み立てますか?

特に創薬分野に関して。

選択と集中?

人材育成?

いかがです?

結構、悩みますよね。

秋の夜長にひとつ、日本の創薬戦略を練ってみてください。

いい戦略ができたら、総理に提案してみませんか?
  ↓
ご意見募集(首相官邸に対するご意見・ご要望)
  ↓
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html


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2013年09月07日

9月10日は「世界自殺予防デー」。『精神病治療薬の歴史』

9月10日は「世界自殺予防デー」だ。
   ↓
http://ikiru.ncnp.go.jp/ikiru-hp/kaigai/


自殺を甘く見てはいけない。

日本での2009年の交通事故死者は4914人。

一方で、2009年の自殺者数は3万2753人。1998年以来12年連続で年間3万人を超えた。

交通事故死の6.7倍である。

2012年の自殺者数(確定値)は前年比9.1%減の2万7858人と発表された。

3万人を下回るのは1997年以来、15年ぶり。

原因や動機のうち「経済・生活問題」は前年より大幅に減少。

一方、97年と比べ、20代を中心とする若い世代の自殺率は高い水準にある。


世界では、年間100万人近くの人々が自殺により亡くなっている。

これは40秒間に1人地球上のどこかで誰かが自殺しているという数字だ。

なお、死には至らなかった自殺未遂はその20倍の件数とのこと。


もちろん、自殺予防、自殺防止の対策も練られている。


●「いのちの電話」
   ↓
http://www.inochinodenwa.or.jp/04-jisatu.htm


●「自殺予防総合対策センター」
   ↓
http://ikiru.ncnp.go.jp/ikiru-hp/index.html


●WHO による自殺予防の手引き
   ↓
http://www8.cao.go.jp/souki/tebiki.pdf


僕の友人の中にも3人(2人の男性と1人の女性)の自殺者がいる。

そのうち、2人の男性とは、自殺する前日に僕は電話で彼らと話をしている。

それ以来、僕は、電話で変だな、と思ったら、「まさか、この人、自殺する気ではないか?」と考えるようにしている。

また、自殺目的で睡眠薬を大量に飲んだあとで、携帯電話に電話をもらったこともある。(その時、僕は家族で「もんじゃ焼き」を食べていた。)

この時は、その人の近くの消防署に電話して、救急病院にその人を運んでもらい、胃洗浄などをして、助かった(と、翌日、その消防署に電話で聞いた)。

自殺する理由はいろいろだが、『うつ病』が悪化して自殺される人も多い。

今では、抗うつ薬として色々といい薬が出ているので、うつ病で自殺する人を減らしているとは思うのだが。

先月、飛び降り自殺したとみられている藤 圭子さんもうつ病だったという話だ。



■向精神薬の開発の歴史「レセルピン」の場合


ところで、抗うつ薬や統合失調症に効果のある向精神薬は、どのような歴史で開発されてきたのだろう?


(以下、参考図書『薬の話』山崎幹夫著、中公新書)
          ↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121010485/horaihonoyomu-22


向精神薬が出るまで、精神疾患に対しては「薬なんて効くはずないよ」というのが一般的な見解だった。

統合失調症については、昔は患者はまず隔離され、世間の眼から隠ぺいされた(今でも、そういう意識が皆無とは言えない)。

治療としては、全身に痙攣をおこさせるための電気ショックや昏睡状態をひきおこすインスリン・ショックなどが行われていた。


一方で1952年、スイスのチバ社(現在、ノバルティス)の研究者が『印度蛇木(インドジャボク)』の根からレセルピンを抽出・単離した。

もともと、インドジャボクは古代の記録では、不眠症や高血圧、それに精神に異常をきたしたときにも用いられていたことが記されていた。

そのチバ社は最初から精神病治療薬としての可能性を探していたわけではない。むしろ、高血圧の薬として開発を進めていた。

1953年、アメリカの医師ネサン・クラインが『ニューヨーク・タイムズ』の記事に、インドの精神科医がインドジャボクを使って精神病患者の治療に効果があったことを見つけた。

この記事に興味を持ったクラインはレセルピンには不安・強迫・抑制等の精神症状を改善することを報告した。

ちなみに日本でレセルピンの治験が正式に開始されたのは1954年なので、結構速かった。(ドラッグラグとしては1年程度)

その結果は1955年の第52回日本精神神経学会で発表された。(同じころにフランスで開発されたクロルプロマジンとの比較試験だった。)

かくして、2000年以上も昔からインドに伝えられた奇妙な形をした薬草の根は、薬では絶対に治らないと信じられ、軽視と虐待にしいたげられた精神病患者を鉄格子の中から救い出すことになった。



■向精神薬の開発の歴史「クロルプロマジン」の場合

レセルピンの発見と同じ頃、フランスで開発され統合失調症の代表的治療薬として登場したのが、クロルプロマジンである。

このクロルプロマジンの起源は植物ではない。

決して偶然に発見されたというのはなく、着実なデザインの元に合成され開発の途をたどったのだが、その過程は必ずしも平たんではなかった。


クロルプロマジンの原型になったフェノチアジンは1883年にドイツで合成された。

当時から、メチレンブルーなどの色素の合成原料としても利用されている。

メチレンブルーはパウル・エーリッヒによって殺菌作用を有することが認められ、化学療法の先駆となった化合物でもある。

そこで、このフェノチアジンを原型とする多くの化合物が化学療法の開発を目指すアメリカやフランスの製薬会社の研究所で合成された。


フランスのローヌ・プーラン(現在、サノフィ)研究所でも同じような作業は行われたいたのだが、満足な結果は得られなかった。

しかし、その作業の中で面白い現象を見つけた。

化合物フェネタジンに強力な抗ヒスタミン作用が認められたのだ。

数か月後には、さらに強力な抗ヒスタミン作用を持つ化合物が得られた。

この薬には眠気をもたらす副作用(つまり中枢神経に対する作用)があるほかに、乗り物酔いを防ぐ作用があることが分かったが、臨床試験的には失敗した(今も昔も変わらない)。

ローヌ・プーラン研究所は抗ヒスタミン路線を捨て、中枢神経への作用性を強調する化合物の探索にとりかかる(これまた、今も昔も変わらない)。

その結果、発見されたのが、クロルプロマジンだ。


電気ショックやインスリン・ショックによる療法を受けながら、あまり改善の兆しのみえなかった統合失調症の患者にこの薬を投与し、素晴らしい効果が見られることを発見した。

(ちなみに、このローヌ・プーラン社の日本支社で僕はモニターの道を歩み始めた。)



■うつ病に効果を持つ薬の発見「イミプラミン」の場合

うつ病に効く薬として1957年に登場したイミプラミンは、すでに1948にはスイスのガイギー社(現在、ノバルティス)で40種以上の類似化合物とともに合成された。

その目的もやはり抗ヒスタミン薬の開発であった。

ところが、ガイギー社と、チューリッヒ大学の医師らが、フランスで進行していたクロルプロマジンの研究結果を知ったのは、1953年の11月になってから。

そこで、彼らは抗ヒスタミン薬としての開発路線を見直し、精神疾患に対する薬の作用を追うことにした。

結果は大変、興味があることに、イミプラミンは興奮している患者を鎮静させることはできなかったが、それまでまったく薬では歯が立たなかった内因性のうつ病に対して、特異的な効果を有することを示した。

その結果は1957年のスイス医学雑誌に報告された。

以来、イミプラミンは抗うつ薬としてもっとも頻繁に処方される薬となる。



・・・・・・というように、それまで「鉄格子」の中にいた患者や「まじない」の範疇だった「精神疾患」に対しても、科学の光をあてることが1950年代頃から始まった。

まさに、薬の歴史に残る、ブレイクスルーだ。


多くの科学者の努力と偶然による発見をもとに数千の化合物が試されてきた。

さらに抗うつ病に対しては、今ではSSRI等と言う新しい作用機序の薬でも出てきた。

しかし、驚くことに、なぜ抗うつ薬が効くのかは、本当のところは今なお明確に分かっていない。

それでも、効いているので、僕たちは使っている。


抗精神病薬の出現は、その意味ではまさに医療上の一大革命をもたらしたと言えるが、“心を動かす”薬のメカニズムはまだ不明の点が多いことから考えても、精神病を治療する医薬品の開発と利用にはまだ改善の余地がある。

自殺を減らそう。

自殺をしない、させない。


「精神薬理学の英雄的な時代、画期的な発見の続く時代はすでに過ぎたが、なすべきことは山積している。」(クロルプロマジンが統合失調症に有効であることを発見したドニケルの言葉。)


なお、「うつ病」については、下記の本が極めて良書。
  ↓
●「うつ」を治す
  ↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569610846/horaihonoyomu-22/ref=nosim/


また、「うつ病」や「強迫神経症」「パニック障害」等の治療方法として古くから行われている「森田療法」は下記の本が良い。

この「森田療法」は「前向きに生きる」という点で、うつ病などの疾患を持っていない人にも参考になる「思考方法」(メンタルヘルス)だ。(この本は僕の若い頃の愛読書)
  ↓
●森田療法
  ↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061488244/horaihonoyomu-22/ref=nosim/


とりあえず、生きるのだ。


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2013年07月13日

できると思っても、できないと思っても、どちらも正解です。

治験環境は10年前から比べると飛躍的に改善されました。

CROができSMOができ、医師主導治験もできるようになりました。

GCPも柔軟に運用できるようになりました。

サンプリングSDVを「是」とする気運も高まってきました。

EDC等のIT化も進み、治験の進め方、そのものも変わってきました。

セントラルIRBを利用することで診療所レベルでの治験も可能になってきました。



もちろん、解決しないといけない課題は残されています。

その課題は自分たちの手で解決できると思わないと「無力感」にさいなまされてしまいます。

たとえば(あくまでも、たとえば)、治験責任医師の「意識」を変える必要がある、という課題があったとします。

そういう課題は、いちモニターにはどうしようもない、と思ってしまうと、そこで終わってしまいます。

確かにそうかもしれません。

でも、ここで「そんなことはない」と思い込む、という手もあります。

全国の治験責任医師の意識を変えることはできないでしょうけれど、目の前にいるひとりの治験責任医師なら、意識を変えてもらうことは可能かもしれませんよね。


意識を変えることができると思うのも、変えることはできないと思うのも、どちらも「正解」です。

本当に変えられるかどうかは別として、変えることはできるはずだと思うこと自体は可能です。

そう思うことで自分のモチベーションがあがるのなら、可能性の有無なんて無視して、そう思うことです。


治験環境を改善できるのは「あなた」だけです。



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2013年03月02日

薬の成分は「有効成分」と「賦形剤」と「情報」だ

「情報」とは何か?

ネットで検索しても様々な、それこそ山のように「情報」の定義がある。

ちなみに、ちょっとしたTIPですがネットで何かを調べる時は調べる単語の次に「とは」という言葉をつけると効率よく情報を探せる。

たとえば「ALCOA」という言葉の意味を知りたければ「ALCOAとは」というセンテンスで検索するといい。


さて、現代は「情報化社会」と呼ばれている。

「情報漏えい」とか「個人情報」とか「IT戦略」とかね。


でも、ピラミッドやロゼッタストーンに象形文字を彫っていた時代にも「情報」があったし、「狼煙(のろし)」を上げて「敵が攻めて来たぞ」という「情報」を遠方の味方に伝えていた時代にも「情報」はあった。

では、その頃と今の「情報化社会」は何が違うのだろう?

まず、圧倒的に伝えられる量が大量になったのが現代の「情報化社会」だ。

ネットに情報は溢れている。

人間の脳では処理しきれないぐらいの情報がある。

それと情報の伝達スピードが飛躍的に向上した。

手紙を出して1週間かかっていた情報伝達がメールで一瞬にして相手に伝わる。



昔は、誰も知らない情報を知っているだけで「地位やお金」を手に入れられる時代があった。


ある教授は最新の文献雑誌が図書館に届くといち早くそれを駆り出し、それを隠しておき、自分だけがアメリカあたりでできた新しい「情報」を知っているという姑息な手段で「地位」と「名声」を得ていたという。(この逸話は『「「超」整理法―情報検索と発想の新システム」(野口 悠紀雄著)』の中で紹介されていた。)

会社の中でも情報を小出しにして偉ぶっている部長がいる。

新薬の開発は「他社より早く情報を得る」だけで会社が生き残れる。

たとえば、ある細菌が生み出す物質が免疫抑制に使えるという「情報」を他社より早く発見できれば10年は食べていける。


しかし、今ではただ単に「情報」を知っているだけでは意味がない。

集めた情報から新しい情報を生むと「価値」がある。

Aという情報とBという情報を組み合わせてZという情報を生み出せばそれだけで「お金」になる。

また「情報」を活かす「知恵」があってこそ、その人の存在価値が高まる。



ところで、僕たちが治験の仕事で何をやっているか? というと新薬の「有効性」と「安全性」という「情報(データ)」を集めている。

薬の成分は何かというと「有効成分」と「賦形剤」と「情報」だ。

治験では情報を集め、整理し、要約し、アピールすることで新薬の販売承認が得られる。



話をもとに戻すが、今では他人よりちょっとだけ早く情報を得ただけでは意味がない。

新しい情報をわざと遅く他人に知らせることで優越感を覚え、溜飲を下げる時代ではない。

「情報」から何を産みだすか?だ。

そして、現代では「情報を受信するだけの人」と「情報を集めるだけの人」と「情報を作り、発信する人」の3種類の人がいる。


僕たちが目指すところは「情報を作り、発信する人」であるべきだ。

「治験ではネットワーク化が進んでいる」とか「治験では治験責任医師が契約者になれる」という情報を得たら、そこから「戦略」を考えることだ。

それは他社を出し抜くだけのためだけではなく、1日でも早く新薬を患者に届けることにもなる。


スマホを通勤電車の中で眺めているだけでは「情報化社会」とは言わない。

情報が新しい情報、それも人類を幸福にする情報を産みだせることになってこそ真の「情報化社会」だ。


繰り返すけれど「新しい情報をわざと遅く他人に知らせることで優越感を覚え、溜飲を下げる時代ではない。」





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2012年07月20日

「アバンチュール」も好きだけど「アドベンチャー」はもっと好き。そして「ベンチャー」なら最高さ。

7月20日。

午前0時30分。

銀座4丁目の交差点で。



菜摘子(なつこ)「やっぱり夏はビヤガーデンですね!」


ホーライ「そうだね。(僕は下戸だけど)」


菜摘子「デーモン部長のカラオケの『銀座の恋の物語』は笑えました!」


ホーライ「あはは!まったくだ。(僕は音痴だけど)」


菜摘子「本当に夏って、感じ! みんな先に帰っちゃったけれど。」


ホーライ「だね。・・・・・・ところで、終電が出ちゃったけれど、このあとどうする?」


このあとの菜摘子さんの答えしだいではアバンチュールもありかも。(いや、無いか・・・・・・・。)


もちろんアバンチュールもいいけれど、もっと僕が好きなのは、アドベンチャーだ。(本当?)



『科学は冒険!』
  ↓
『科学は冒険!』



科学は冒険だ!よね。


「●●は冒険だ!」の●●に好きな言葉を入れてみよう! 


たとえば「治験は冒険だ」「創薬は冒険だ」「統計は冒険だ」「哲学は冒険だ」「ホーライ製薬は冒険だ」・・・・


だってさ、創薬だって冒険でしょう?


ほら、こんな物語も残っている。
   ↓
「薬よもやま話」


さらに、華岡青州が世界で初めて全身麻酔を用いた手術(乳癌手術)を成功させた。


さらに、さらに・・・・・・

+++++++++++++++++++++++++++++++++++

古くから西アジアや中国では、天然痘患者の膿を健康人に接種して軽度の天然痘を起こさせて免疫を得る人痘法が行なわれていたが、安全性は充分でなかった。

1796年にイギリスの医師エドワード・ジェンナーが、ウシの天然痘である牛痘の膿を用いた安全な牛痘法を考案し、これが世界中に広まり、天然痘の流行の抑制に効果が大きかった。

ワクチンという言葉もこの時用いられたものである。

その後、さらに優れたワクチンとして、人痘ウイルスをウサギの睾丸を通して弱毒化した後に牛に接種して作った牛化人痘ワクチンが開発され、広く用いられた。


ジェンナーの使用人の子である8歳の少年に牛痘を接種した。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++


ジェンナーの実験は冒険そのものだ。

新薬を創るなんて、アドベンチャー以外の何物でもない。


科学はいつの時代も異端から始まっている。


時間が伸びたり、空間が縮んだりするなんて、冒険だ。


そもそも宇宙の初めを科学する素粒子物理学なんて神へのチャンレンジ!冒険! 下手すれば神への冒涜!かもしれない。

神の1撃が無くても生まれた宇宙。

あれから350億年ほどたって、人類は、やっとここだ。(ヒッグス粒子をつかまえた)


アインシュタインもホーキングも胸の中に熱い炎を持っている。

君も僕も科学者の端くれなのだから、小さな、小さな炎を持っているはず。

ほら、君の心の奥の片隅に、炎がくすぶっている。

探してみてごらんよ。

あっただろう?

そのくすぶっている炎に、ちょっと、風にあててみればいい。



製薬会社なんて、そもそも「ベンチャー」から始まっているのだ。

でも、昨今の「創薬ベンチャー」は難しいらしい。



「バイオテクノロジー産業の発展を担う人材育成のあり方に関する調査」
  ↓
+++++++++++++++++++++++++++++++++++

米国から遅れること20 年、2000 年前後に産声を上げた日本のバイオテクノロジー産業は黎明期の10 年を経験しました。

バイオベンチャーの数はバイオバブルが崩壊した2006 年の587社をピークに減少傾向にあり、2009 年現在では558 社となっています。

この558 社のうち米国のアムジェンやジェネンテックのように、経済的に大成功をした企業は残念ながら未だに存在せず、製品を上市している企業でさえ数える程度しかいないのが現状です。

バブルの崩壊に追い討ちをかけるように、2008 年にはリーマンショックが重なり、リスクマネーの供給は止まっているかのように見えます。

その結果、過去数年バイオベンチャーの年間解散企業数は15社前後に上る一方で、新規企業の立上げは激減しています

+++++++++++++++++++++++++++++++++++


どうだい?

厳しそうだろう?

だからこそ、創薬ベンチャーは「面白い」のだ。
   ↓
「日本のベンチャー企業の問題点 ―特に創薬ベンチャー起業と権利保護―」


「バイオベンチャー一覧(創薬)」




大きな企業のひとつの歯車になるか、それとも小さな企業の兵士になるか、それは君が決めること。

でも、忘れてはいけないのが「創薬の炎」だ。


科学は失敗の歴史でもある。


科学は失敗の塊だ。嘘だと思うならこれを見て!



ペニシリン

トランジスター

江崎ダイオード

ワトソン・クリックの二重らせん構造

パソコン

インターネット

ブラックホール

・・・・・・etc,etc.

 ↓
 ↓
 ↓

科学は予測不可能だ。

人生もまた予測不能だ。

だから、どちらも面白い!


アバンチュールも捨てがたいけれど、アドベンチャーはもっと捨てがたい。

そして、最高はベンチャーさ。


(夏と言えば「ベンチャーズ」だけど。)
  ↓
http://www.youtube.com/watch?v=S4f5f5z3CDM



科学者は異端児でいこう。

異彩を放つのだ。


群れない、媚びない、諦めない。

今日もひたすら仕事をする。




■■■ ホーライ製薬・・・架空の製薬会社の日常 ■■■
   ↓
ホーライ製薬・・・架空の製薬会社の日常


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    ↓
「臨床開発モニター、治験モニターへの道」(優秀なモニターになる方法、モニターの教育方法)


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posted by ホーライ at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 新薬開発にまつわる話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月28日

希望を与え続け、そして希望を実現化する

■■■ 日刊「モニターとCRCのためのGCPメルマガ(携帯版)」発刊のお知らせ ■■■



この度、携帯メールにお届けする「日刊GCPメルマガ」を発刊することになりました。

2月6日から配信致します。

携帯メールだけでなく、パソコンはスマートフォンのメールアドレスでも登録できます。

パソコンのメールアドレスだけの登録も可能です。(ただし、連続して登録できませんので、一度、ブラウザーを閉じて、少し時間を置いてから登録してください。)


出張の多いモニターやCRCの方は、移動中の電車の中や、出張中のちょっとしたスキマ時間にお読み頂ければ、と思います。

内容は次のとおりです(見本は下記参照)。



■1.GCPの注意点・盲点

■2.医療ニュース
(ニュースのリンク先は携帯電話に対応していないので、このメールをパソコンに転送すると記事が見れます。でも、転送が面倒だと思いますのでパソコンのメールアドレスも登録されることをお勧めします。ただし、連続して登録できませんので、一度、ブラウザーを閉じて、少し時間を置いてから登録してください。)

■3.英語
(ボキャブラリー増強用とビジネス英語を交互に配信します。)

■4.カルテ用語

■5.ビジネススキル

■6.今日の名言



以上です。

毎日、午前10時に発刊します(自動配信)。

医療ニュースの情報も提供していますが、リンク先が携帯対応になっていないので、パソコンのメールアドレスも登録されることをお勧めします。

ただし、連続して登録できませんので、一度、ブラウザーを閉じて、少し時間を置いてから登録してください。

パソコンメールへの転送も面倒だと思いますので、携帯メールと一緒にパソコンメールも登録されることをお勧めします。



あるいは下記のバックナンバーのブログをご覧ください。

よろしく!

■■■■ 携帯用GCPメルマガの登録先は下記のところです。 ■■■■
  ↓
http://www.mag2.com/m/0001423050.html


■■■ 日刊:モニターとCRCのためのGCPメルマガ(日刊、携帯用)バックナンバーはこちら■■■
   ↓
http://monitor-crc-mail.seesaa.net/



ホーライ


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■■■■  日刊GCPメルマガ(携帯版)の見本 ■■■■ 

■GCPメルマガ(携帯版)Vol.1(2012/1/31)



■1.GCP ■

施設に治験申請する場合、CRFの見本は必須ではなくなった。
(GCP第32条運用)




■2.医療ニュース ■

アルツハイマー細胞をiPSから。(朝日新聞)
http://www.asahi.com/science/update/0126/TKY201201260133.html




■3.英語 ■

We must respect the will of the individual.

個人の意志は尊重しなければならない。

respect:尊重する
individual:個人




■4.カルテ用語 203■

1)DIC =播種性(はしゅせい)血管内凝固症候群
2)TB =結核
3)appe =盲腸




■5.ビジネススキル ■

【ひと味違う企画書を作成する方法】1

●見た目以上の内容で勝負する
パソコンで作った、フローチャートや写真を多用した企画書がもてはやされているが、そんなことでいくら相手の目を引いても、内容がしっかりしていなければお話にならない。
何よりもまず、企画の意図、対象、目的を、切れ味のいい文章にまとめること。
そのさい、「〜と思う」というような主観的な表現は避けて、「〜である」を使って文体にメリハリをつける。
なお、文章の区切りのいいところで、流れがわかるように図式、図解したものを挿入すると、よりインパクトのある企画書に変身する。




■6.今日の名言 ■

人間は判断力の欠如によって結婚し、忍耐力の欠如によって離婚し、記憶力の欠如によって再婚する。




■治験情報ネット■
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今日もがんばっていきましょう!

以上


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ホーライ


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最近、医薬品業界のニュースを収集し、整理して、紹介する作業をしている。
       ↓
http://horaimedicalnews.web.fc2.com/


この作業をやりながら思うのは基礎的研究の全てが成功したら、今頃、抗がん剤の新薬のラッシュが続くだろうな、ということだ。

さらにネットで検索していると、こんな質問・疑問をよく見る。

「よく新聞で『●●について新しい遺伝子を発見。新薬開発に期待がかかる』というニュースが出ますが、その後、どれくらいで実際に新薬として使われるようになるのですか?」

この製薬業界で働いている人なら分かると思うけれど、新聞で報道される基礎研究のうち10%でも臨床の現場に繋がればいいほうだ。

そして、基礎研究から実際の臨床現場の治験に入るまでは2、3年はかかる。

その治験でさらに基礎研究で発見された化合物の多くがふるい落とされる。

さらに治験が始まってから、2、3年後にようやく新薬承認申請だ。


こういう現実を知っていると、新聞の基礎研究のニュースを見ても、すぐには現場で使われないよな、とつい僕は思ってしまう。

でも、そういうニュースを見て、希望を抱く人も多い。

その病気を患っている患者自身や家族などだ。


かつて、僕の「医薬品ができるまで」のゲストブックによく投稿してくれた「わし」さんという人がいる。

彼は「脊髄小脳変性症(Spinocerebellar Degeneration (SCD))」に罹っていた。

そして、「人間の全ゲノム分析」が早く終了することを願っていた。

そのゲノム分析が自分の病気の治療にすぐに役立つと思ったからだ。

さらに、「脊髄小脳変性症」の治療薬として「セレジスト」が発売されることを期待を持って待ち続けた。

実は「わし」さん自身はこの「セレジスト」の治験に参加していた。

(その治験に参加しているという経験から、僕の「医薬品ができるまで」を知り、ゲストブックに投稿してくれたのだ。)


僕は「わし」さんから、しょっちゅうメールを貰っていた。

「セレジスト」がいつ承認されるのか?

「セレジスト」はどこで処方さえるのか?

「セレジスト」」を飲む始めたけれど、歩けるようにならない・・・・・など等。


僕はかつて「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の治療薬である「リルテック」の開発に関わっていたので、この手の難病に対する「新薬」の効果がどの程度か分かっていた。

つまり、この手の「画期的新薬」は「根治療法」ではなく、よくて「病気の進行を遅らせる」ということが多い。

アルツハイマーの薬の「アリセプト」においても同じだ。

そんな新薬の事情(効果)を知っていたので、僕は「わし」さんからのメールの返信に困った。

彼は、「セレジスト」を服用すれば、明日からでも「まっすぐ歩ける」ようになると思っていた。

僕には彼の希望を打ち砕く資格はないと当時、思っていたから、「とにかく医師の指示通り服用するように」という程度のことしかメールで送れなかった。


今も、多くの難病があり、多くの患者さんがいる。

その患者さんたちは、自分の病気に対する研究が新聞で報道されると、「希望」を持つ。

「希望」を持ってもらうことは、とても大切だと僕は思っている。

「そんな甘い希望を持たせるよりは現実を知らせるべきだ」という意見もあるだろう。

もちろん、それも間違いではない。

ただ、僕にはそういう態度はできない。

「希望」を持つこと自体が、患者さんの生きる意欲に繋がり、それが病気との闘いという過酷な状況を耐えさせてくれると思うからだ。



僕たちは「希望」を作る仕事をしている。

そしてその「希望」を「現実」に繋げる仕事をしている。

日本でもベンチャー企業が多く立ち上がってきて、新しい治療薬を開発していることも、僕はネットの検索で知っている。


あなたの仕事は患者の「希望」を作ることで、「希望を現実化する」ことなのだ。



患者は今日も希望を抱いている。



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posted by ホーライ at 04:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 新薬開発にまつわる話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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