やっぱりさ、治験や臨床試験だけではなくて、GLPの世界とかGMPの世界とか、GPMSPの世界とか、その他もろもろの医薬品に関することも知っておいたほうがいいと思うんだよね。
僕たちが携わるのは治験という狭い世界だけど、本当はその治験の前や後の世界の方が広いのだし、そういうことを知っておいたほうが治験でもいろいろろ考えると思う。
僕がネットの世界に初めて入った時、ホームページのタイトルを「医薬日ができるまで」とやっていたけれど、「医薬品ができたあと」も本当は大事だよね。
むしろ、治験よりも大切なのかもしれない。
治験は限られた条件の中で実施された「実験」なのであって、その後の「公道」に出たあとの薬の行方も見ておきたい。
最近は、製造販売後の副作用などでいろいろとJPMAから注意喚起が出ている。
結構、古くからある薬の副作用(妊婦への注意等)もある。
薬って、こう言っては語弊があるが、とても興味深い。
明日、発明される薬も、50年前から使っている薬でも、同じレベルで興味を持って行こうね。