人類のあらゆる行為に対して、正しい行為と不正な行為が発生しますね。
子どもの「じゃけん」から最新の「科学」の行為まで。
問題はその行為が「科学」の場合。
「背信の科学者たち」という本があるぐらいだ。
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僕たちは弱い人間だから、つい、甘い汁を吸いたくなる。
それを吸ってもいい時と悪い時があり、その境が明確であるようなそうでないような、実に微妙だ。
「僕」という1個人の人間の心の中に境界線を引いていい場合と、社会的に既に境界線が引いてある場合がある。
たとえば、自分に課した禁煙を破る場合と、インサイダー取引とのような場合だ。
社会的に許されるかどうか。
新薬開発に関わるデータの捏造は絶対悪だ。
なんと言うか、僕のように世界からみたら、どーでもいい存在な僕だから、せめて、絶対悪に関わりたくないな。
絶対悪を行わない、というだけで、自分の存在が許される、と思うのだ。