2014年06月13日

僕の頭の中から始まるもの

ディオバン事件で、ついに、逮捕者が出た。

あるいいは、STAP細胞問題で理研の組織がひとつ潰れそうだ。


さて、問題はここからだ。

これらの事件は他人事ではない。

つまり、この製薬業界の体質なのかもしれない、ということだ。

では、「業界の体質」とは何か?

僕たちは(あるいはマスコミは)よく、会社の体質とか、業界の体質とか、言うけれど、ここで言う「体質」の正体とは一体、何んなの?

誰が、その「体質」を作っているのだろう?

それは、その組織に属する各個人の考え方や思想の総和だ。

僕やあなたの考え方や思想が、僕たちの業界の体質を作っているのだ。

「いや、違う、それはごく一部の人たちの考え方だ」とか「上層部の(あるいは年配者の)考え方が古いからだ」という反論もあるだろう。

じゃ、それを許しているのは誰?

もし、悪しき体質だとしたら、どうすればいいのだろう?

それは、まず、自分の行動を考える(変える)ことだ。

ほかの誰でもない。

自分のだ。

誰かに頼っていてはいけない。


国民(組織)の体質や気質、というのは良くも悪くも「言い訳」に使われやすい。

そのほうが、責任の所在をはっきりさせなくてすむからだ。

他人のせいにできるからだ。

でも、それでは解決に繋がらない。

問題の解決は自分の(僕の、あなたの)頭の中から始まる。(始まるべきだ。)



posted by ホーライ at 20:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 製薬業界の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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