6月9日から、OJTとして先輩モニター(チューター)に同行して病院へ行く。
もう、ほとんど、僕たち講師陣から手が離れることになる。
君たちは、もう、空を飛んでいる。
僕たち講師陣は地上から、空を飛ぶ鷹の雛たちが跳ぶ姿をハラハラしながら見守るごとぐらいしかできない。
君たちは、自分の翼で風を探し、上昇気流に乗れないといけな。
たとえ、ひとりでも怖らずにいていい。
疲れたら地上に降りてくればいい。
そして、翼の傷を癒したら、また、大空へ戻ればいい。
翼の傷を治療するのは僕らの仕事だ。
大空では突風がいきなり来ることもあるだろうし、きみより大きな猛禽類に襲われることすらあるだろう。
群れから離れることもあるだろう。
それでも飛び続けなければならない。
地上からの高さを自分の成長と考えればいい。
大空から僕の姿は見えるかい?