2014年05月03日

『日本医療研究開発機構』に期待すること

今週と来週のホーライ製薬は「日本版NIH(そうは呼ばないそうですが)」。

僕が一番、危惧しているのは、新たな独立法人だけ作って、はい、それでお仕舞! となること。

箱だけ作って、中身を入れない、というのを僕はたびたび、観てきたような気がします。

二番目に危惧しているのは、新たな独立法人の内部で「官僚主義」や「縄張り争い」が起きるということ。

縦割り行政の悪癖をとっぱらうために新しい法人ができたとしても、そのまま、その内部で「島」とか作らないでくださいね。

今回、新たに作られる『日本医療研究開発機構』は、いろんな役所、研究所から人材が集められそうですしね。

僕は会社の合併を2度しか体験していないので、決めてかかるのは良くないですが、いろんな所から集められた人たちが一体感を出すのはすっご〜〜〜く大変。

よほどのカリスマ的リーダーと天才的なマネジャーの二人がいないと、数年間は無駄に過ごします。


でも、今回の日本版NIHの構想の中には「マイルストーン」が決められているので、それに是非、一丸となって向かっていって欲しいところです。

目標があった方が人間はまとまりやすいです。(あくまでも「やすい」であって、目標があれば、絶対にまとまる、というわけではない。言うまでもなく。)


まぁ、いろんなシガラミがあるでしょうが、国民の皆さんが見ているので(見ていなくても)、成果だけは出してください(出して欲しいと熱望しています)。

・・・・・・と、他人ごとのように思っているだけではいけません。

一番、ダメなのは「無関心」でいること。

僕たちも当事者のひとりとして(そうだよね? 違っても、そうだと勝手に思うのだぁ!)、常に関心を寄せていきましょう。

『日本医療研究開発機構』等の途中経過等が発表されたら、僕も、時々、また、ホーライ製薬でお知らせしていきます。


『病気は待ってはくれない』


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posted by ホーライ at 06:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 治験の改革 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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