な〜〜〜んにもできない新人でした。
それが3年たち、5年たつと「いっちょまえ」の口をきくぐらいに「成長」します。
そこへ新人たちがやってきます。
すると、「どうしてできないんだ?」「どうしてできないの?」「ちゃんとやってよ」という言葉が元新人の口から出てきます。
確かに、そうです。
だから、先輩は後輩に仕事を頼んだら、随時、確認しましょうね。
仕事の締切が来る前に「この前、頼んだ仕事、どうなった?」「どこまで進んだ?」と。
「え〜〜!そんなこといちいち確認しないとダメなの?」。
はい、おっしゃるとおりで。
もちろん、確認したくなければ確認しなくてもいいです。
でも、そうすると締切の日に新人から、こんな言葉を聞くはめになります。
「すいません。できていません。」「どうやったらいいのか分かりませんでした。」と。
すると、困るのは「あなた」です。
あるいは「会社」です。
「いちを聞いたら十を知る」タイプの人もいます。(たとえば、あなたのような。)
でも、新人が全て、そんな人ばかりとは限りません。
なかには「十を伝えても三しか分からない」新人もいることでしょう。
僕たちはとにかく、この現実の中で働くしかありません。
そりゃ、理想的な新人というのもいるでしょう。
でも、理想を言ってばかりでは仕事は先に進みません。
とにかく、今のリソースの中でやるしかありません。
そして、「な〜〜んにも知らない」新人を、あなたが理想的なビジネスパーソンに育てるのです。
「新人を育てるのは人材開発部の仕事であって、僕の仕事ではない」。
うむ。そうかもしれません。
でも、ハッキリ言って、OJTに勝る「教育」はありません。
そして、新人はあなたの「言ったとおりには育ちません。」
新人はあなたの「やっているとおりに育ちます。」
自分が新人だった頃を思い出しましょう。
その頃のあなたは、どんな先輩なら良かったと思っていましたか?
(まぁ、後輩からみた理想的な先輩が会社にとって理想的な人とは限らないのですが。)
人は他人の「情熱」に「感染」しやすい動物です。(それ以上に「怠惰」はもっと感染しやすい・・・・・・・。)
あなたを超える新人を育てるためには、「何を教えるか」よりも、治験に対するあなたの「情熱」を見せるのが一番です。
まず、自分のスイッチをオン!
そして、新人のスイッチをオン!
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