そして無茶苦茶、たくさんの規制に取り囲まれている。
IT等のようにこれは凄い!と思ったものでも、明日からすぐに使える、というものではない。
動物で安全性を確認し、有効性を確認し(ここまでに2、3年)、さらに人間を使っての治験がある(ここで4、5年)。
製薬業界以外の他の分野から見ると、医薬品業界は「儲かる」と思えるらしく、一時は、他業種からの参入が多かった。
しかし、その他業種から参入した、ほとんどの会社が1つの製品を世の中に出すまでの「時間」と「お金」が、それまでの自分たちの業種の「常識外(場合によっては「常軌を逸した」)」なので、辞めていった。
「大学発のベンチャー」や「アカデミア」からの新薬開発もきっと、似たような状況にあることだろう。
「動物実験」(それも in vivo)で、ちょっといい結果が出たからと言って(あるいは、理論上はうまく行くと思われたからと言って)、それが一朝一夕で臨床の現場で使われることはない。
新薬が世の中に出るまでは、さまざまなハードルがある。
「実験」もあるけれど、「手続き」的なハードルもある。
せめて、手続きだけでも少なくしようと言う「規制緩和」も少しずつ進んでいるけれど、一方で毎年のように新しいガイドラインも出ている。
(もちろん、新しいガイドラインがむしろ、ハードルを下げている場合もあるけれど。)
僕たちは嘆いてばかりはいられない。
とにかく、毎日、一歩を進めるのだ。
新薬を開発するという、この道に進んだことを「幸運」だと思おう。
患者のことを思えば、どんな困難でも超えられる。
あなたが、今、やっている、その仕事は、患者の手に繋がっている。
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