学生の君、浪人中の君、働いている君、働いていない君、何もしてない君、病に伏している君。
なんと呼ばれていようが、構うもんか。
フリーター?
僕も転職ばかりしているので妻から「フリーター」と呼ばれていて「我が家で一番、落ち着きのない子」と呼ばれている。
ヒキコモリ?
全然、問題無い。
僕も会社内で引きこもっているし、土日は自分の部屋に引きこもっている。
今はネットもあるし、スマホもある。
ネット経由でも十分だ。
オチコボレ?
世の中に、何かから落ちこぼれていない人なんていない。
みんな、オチコボレなんだ。
放浪者?
路上生活者?
ホームレス?
鎖に縛られていない、ということだね。
自分が帰れる場所があってもなくても構わない。
家があるからと言って幸福とは限らない。
地球上では戦争が絶えない。
政治家はころころ変わる。
日本という国は頼りない。
だから、国や政治に頼らないほうがいい。
基本はね、他人は頼りにならない、と思っていたほうがいいよ。
(でも、選挙にはいったほうがいい。自分の希望のためにね。)
やりたいことが見つからない?
実は正直言って、52歳の僕も(もうすぐ53歳になるけれど)、いまだに、自分が何をやりたいのか全然、分かっていないんだ。(ホントに!)
その場、その場の思い付きで生きている。(今までも、そして、これからも、きっと。)
世の中に正解なんて無い。
やりたいことが無くて悩んで、自信が無くて悩んでいても、そのままでいい。
それでいいんだ。
君は今のそのままの君でいいんだ。
他人に迷惑さえかけなければ、何をしてもいいし、何もしなくてもいい。
ありのまままの君で生き続けていい。
自分はかけがえのない唯一の存在なのだから。
元気の時も落ち込んだ時も悩んだ時も、それは君が生きているからだ。
それが生きるということだと思う。
生きることに目的なんてない。(目標はあってもいいけれどね。)
生きることに理由もいらない。
君は生きていていいんだ。
頑張ってもいいし、頑張らなくてもいい。
いじめられたら、すぐに逃げればいい。
この人生や社会なんてしょせん碌(ろく)でもないものなんだ。
だから、ちょっとでも自分の思っていることが叶えられたら、それはもう僥倖(ぎょうこう)と言っていい。
20歳になる君に。
君は君が思うままに、好きなように生きていいんだ。