そんなスーパーモニターになるにはどうしたらいいのか?
そもそも「スーパーモニター」とはどんなモニターなのか? ということを考えたことがある。
詳しくは下記をご覧ください。
↓
●「臨床開発モニター・治験モニターへの道」(優秀なモニター(CRA)になるためには。どのようにして優秀なモニター(CRA)を育てるか。)の中の●「スーパーモニターになる方法」
結論を簡単に言うと「スーパーモニター」とは「あたり前のことをどんな状況でもやっている」モニターなのだ。
これが僕の結論。
え、それだけ?
拍子抜けした?
なんだか、気が抜けた?
例えばさ、担当している病院が1施設で、被験者が1名、だったら、SDVも完璧にでき、CRFもさっさと回収できて、QCやDMや監査から何の指摘も無い、となりそうだよね。
じゃ、担当しているのが3施設で患者が5人だったら?
担当が10施設で患者が50人だったら?
30施設で200人だったら?
どうだろう?
「担当している病院が1施設で、被験者が1名」の時と「30施設で200人」の時と同じようにできるだろうか?
それができるのが「スーパーモニター」だ。
こういう話がある。(子どもの頃、何かの漫画で読んだのだけれど、その漫画のタイトルは忘れた。登場人物もあやふや。でも、言いたいことは覚えている。)
忍者の猿飛佐助と殿様が会話をしている。
殿様「佐助よ、忍者の極意とは何だ?」
猿飛佐助「はい。」
と言って、佐助は部屋の後ろにある「ふすま」を全開し、その敷居の上をスタスタと歩いて戻ってきて言った。
猿飛佐助「殿。これが忍者の極意です。」
殿様「何をたわけたことを。それぐらいなら赤子でもできるではないか。」
猿飛佐助「では、この敷居が千尋の谷の上にかかる一本橋だったらどうでしょう? そんな時でも歩けるでしょうか? そんな状態でも、今のように歩けるのが忍者の極意です。」
そういうことだ。
1施設で3人の被験者なら、新人でも完璧なモニタリング、SDVができる。
それが10施設100人の被験者でもできるのが「スーパーモニター」なのだ。
では、そんなスーパーモニターになるにはどうしたらいいのか?
まずは、とにかく基本をマスターする。
とことん、マスターする。
基本と一口に言っても、「コミュニケーションの基本」から「GCPの基本」「SDVの基本」と色々あるけれど、とにかく、そういう諸々の基本をマスターする。
意識しないでも体が勝手に動くぐらいマスターする。
まるで意識しなくても呼吸ができるようにSDVができるぐらい、繰り返し、繰り返し、基本をマスターする。
交渉術の基本をマスターする。
ビジネス文書作成の基本をマスターする。
医学用語、カルテ用語をマスターする。
疾患知識の基本を幅広くマスターする。
体と心を鍛える。
ただし、この時、注意しなければならないことがある。
それは「苦手な分野は捨てる」ということだ。
その代わり「得意な分野」をとことん、伸ばす。
他者の追随を許さないぐらい、他者を圧倒するぐらい、自分の強みを伸ばす。
これを3年間続ければ、スーパーモニターに成れる。
スーパーモニターになる方法の詳細はこちら。
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