2012年09月07日

時代を作ることに若手もシニアもない

今週の「ホーライ製薬」は「国際共同治験」がテーマ。

今、ホットなのは「国際共同治験」と「医師主導治験」かな。あとは「ALCOA」?

いずれもまだまだ、解決すべき課題は多いが、それなりに国際共同治験も医師主導治験も進み始めた。

僕はこれらに対して、割と楽観的な考えを持っている(と言うか、僕は何でも楽天主義なんだけれど。)

ICH−GCPが導入された頃も、「本当に、これ、できるの?」という感じだったが、治験関係者の知恵でなんとかクリアしてきた。

もちろん、当時は国内の治験空洞化が一時的にあって、それなりに危機感があった。

SDVなんて本当にできるの? 総括医師がいなくて大丈夫? 同意は必ず文書なんて無理じゃない? など等。

でも、今では、これらは当然のようにできている。


どんな時代にも「それなりの問題・課題・危機感」はあるものだ。

諦めず、みんなで知恵を出し、時には失敗しながらでも、努力をすれば、必ず乗り越えられる。

やってはいけないことは「他人頼り」「お上頼り」だ。

全てを自分事として考える。

お上に頼っていたら、また、ロクでもないことがあるかもしれない。

誰かが解決してくれるでしょ、なんて決して思わないこと。

特に若手のモニター、CRCは、決して、思わないこと。

俺たちが(私らが)時代を作っていくんだ、という気概でやってください。



おじさんたち、おばさんたちに任せてはいけない。

時代や環境が大きく変動する時こそ、きみたちにとって「チャンス」なのだ。

何故なら、そんな時代は「過去に縛られているおじさん、おばさん」では乗り越えることができないから。

「過去の経験」が邪魔をすることって、あるものだ。

たとえばICH−GCPが導入された頃、一番、抵抗感を感じていたのは、旧GCPにどっぷりと頭の先までつかっていたおじさん、おばさんたちだった。

何度、彼ら・彼女らから「そんなの無理に決まっている」という言葉を聞いたことか。

「そんなの絵に描いた餅さ」という言葉も。

「CRFに患者のイニシャルを書かないなんて無理」という(今では信じられない)言葉まで聞かされた。


今の若手は「被験者識別リスト」はあたりまえ。

「総括医師ってなんですか?」という世代だ。


では、僕たち「過去に縛られているおじさん、おばさん」にできることは何か?

それは「若手を育てること」「若手を邪魔しないこと」「過去を、経験を潔く捨てること」だ。

その上で、自分たちにできることは何か? を考えよう。

僕たちが「若手」だった頃に、どういう人たちが「素敵で、頼りがいのある上司、先輩」と思えたのかを考えよう。

そういう人たちとは、適切なアドバイスをタイムリーにしてくれる人。

僕たちの意見を「そんなの無理」と否定せずに聞いてくれる人。

悩んでいる、躊躇している、心配している僕たちの背中を押してくれる人。

そんなことをさりげなくやってくれる上司、先輩がいた。


そして、最後に(と言ってから長いのがおじさん、おばさんだ)。

結局、問題、課題を解決するのに若手も年配者もない、ということを肝に銘じる。(上記と矛盾しているようだが。)

シニアの人も、若手に無い人脈や心臓の強さや「つらの皮の厚さ」を利用して、改善に向かって、声を出そう、行動しよう。

大事なことは「行動すること」です。

いつの時代も無用なのは「単なる評論家」「生産的でない批評家」「悲観主義者」「前例主義者」「建前だけの人」「自分が言っていることだけが正しいと思っている単細胞の人」だ。

今、この問題を解決するには全ての階層の人たちの献身的な努力と知恵が必要なのだ。

決して、諦めずに行こう。

ちょっと「楽観主義者」になってね。



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posted by ホーライ at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 治験の活性化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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