2012年07月20日

「アバンチュール」も好きだけど「アドベンチャー」はもっと好き。そして「ベンチャー」なら最高さ。

7月20日。

午前0時30分。

銀座4丁目の交差点で。



菜摘子(なつこ)「やっぱり夏はビヤガーデンですね!」


ホーライ「そうだね。(僕は下戸だけど)」


菜摘子「デーモン部長のカラオケの『銀座の恋の物語』は笑えました!」


ホーライ「あはは!まったくだ。(僕は音痴だけど)」


菜摘子「本当に夏って、感じ! みんな先に帰っちゃったけれど。」


ホーライ「だね。・・・・・・ところで、終電が出ちゃったけれど、このあとどうする?」


このあとの菜摘子さんの答えしだいではアバンチュールもありかも。(いや、無いか・・・・・・・。)


もちろんアバンチュールもいいけれど、もっと僕が好きなのは、アドベンチャーだ。(本当?)



『科学は冒険!』
  ↓
『科学は冒険!』



科学は冒険だ!よね。


「●●は冒険だ!」の●●に好きな言葉を入れてみよう! 


たとえば「治験は冒険だ」「創薬は冒険だ」「統計は冒険だ」「哲学は冒険だ」「ホーライ製薬は冒険だ」・・・・


だってさ、創薬だって冒険でしょう?


ほら、こんな物語も残っている。
   ↓
「薬よもやま話」


さらに、華岡青州が世界で初めて全身麻酔を用いた手術(乳癌手術)を成功させた。


さらに、さらに・・・・・・

+++++++++++++++++++++++++++++++++++

古くから西アジアや中国では、天然痘患者の膿を健康人に接種して軽度の天然痘を起こさせて免疫を得る人痘法が行なわれていたが、安全性は充分でなかった。

1796年にイギリスの医師エドワード・ジェンナーが、ウシの天然痘である牛痘の膿を用いた安全な牛痘法を考案し、これが世界中に広まり、天然痘の流行の抑制に効果が大きかった。

ワクチンという言葉もこの時用いられたものである。

その後、さらに優れたワクチンとして、人痘ウイルスをウサギの睾丸を通して弱毒化した後に牛に接種して作った牛化人痘ワクチンが開発され、広く用いられた。


ジェンナーの使用人の子である8歳の少年に牛痘を接種した。

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ジェンナーの実験は冒険そのものだ。

新薬を創るなんて、アドベンチャー以外の何物でもない。


科学はいつの時代も異端から始まっている。


時間が伸びたり、空間が縮んだりするなんて、冒険だ。


そもそも宇宙の初めを科学する素粒子物理学なんて神へのチャンレンジ!冒険! 下手すれば神への冒涜!かもしれない。

神の1撃が無くても生まれた宇宙。

あれから350億年ほどたって、人類は、やっとここだ。(ヒッグス粒子をつかまえた)


アインシュタインもホーキングも胸の中に熱い炎を持っている。

君も僕も科学者の端くれなのだから、小さな、小さな炎を持っているはず。

ほら、君の心の奥の片隅に、炎がくすぶっている。

探してみてごらんよ。

あっただろう?

そのくすぶっている炎に、ちょっと、風にあててみればいい。



製薬会社なんて、そもそも「ベンチャー」から始まっているのだ。

でも、昨今の「創薬ベンチャー」は難しいらしい。



「バイオテクノロジー産業の発展を担う人材育成のあり方に関する調査」
  ↓
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米国から遅れること20 年、2000 年前後に産声を上げた日本のバイオテクノロジー産業は黎明期の10 年を経験しました。

バイオベンチャーの数はバイオバブルが崩壊した2006 年の587社をピークに減少傾向にあり、2009 年現在では558 社となっています。

この558 社のうち米国のアムジェンやジェネンテックのように、経済的に大成功をした企業は残念ながら未だに存在せず、製品を上市している企業でさえ数える程度しかいないのが現状です。

バブルの崩壊に追い討ちをかけるように、2008 年にはリーマンショックが重なり、リスクマネーの供給は止まっているかのように見えます。

その結果、過去数年バイオベンチャーの年間解散企業数は15社前後に上る一方で、新規企業の立上げは激減しています

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どうだい?

厳しそうだろう?

だからこそ、創薬ベンチャーは「面白い」のだ。
   ↓
「日本のベンチャー企業の問題点 ―特に創薬ベンチャー起業と権利保護―」


「バイオベンチャー一覧(創薬)」




大きな企業のひとつの歯車になるか、それとも小さな企業の兵士になるか、それは君が決めること。

でも、忘れてはいけないのが「創薬の炎」だ。


科学は失敗の歴史でもある。


科学は失敗の塊だ。嘘だと思うならこれを見て!



ペニシリン

トランジスター

江崎ダイオード

ワトソン・クリックの二重らせん構造

パソコン

インターネット

ブラックホール

・・・・・・etc,etc.

 ↓
 ↓
 ↓

科学は予測不可能だ。

人生もまた予測不能だ。

だから、どちらも面白い!


アバンチュールも捨てがたいけれど、アドベンチャーはもっと捨てがたい。

そして、最高はベンチャーさ。


(夏と言えば「ベンチャーズ」だけど。)
  ↓
http://www.youtube.com/watch?v=S4f5f5z3CDM



科学者は異端児でいこう。

異彩を放つのだ。


群れない、媚びない、諦めない。

今日もひたすら仕事をする。




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posted by ホーライ at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 新薬開発にまつわる話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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