この「ご意見」を読みながら感じたのだが、どうも、私たち(製薬業界)は、当事者意識が低いように感じてならない。
一般的な話になりますが、「問題」や「課題」を見つけたら、それを全て「自分の問題」として考える、という研修がある。
世の中の「問題」や「課題」は、全て、あなたの(私の)行動に対するフィードバックとして捉えてみよう、ということだ。
不満があったら、愚痴を言うのは簡単だ。僕にもできる。
でも、その愚痴を言う前に、自分ならどうするか、自分ができることは何だろう、という考えが重要なのだ。
このような考え方は、実は治験を活性化するだけではなく、「自分を活性化」することにもなる。
つまり「臨床研究・治験活性化5か年計画2012」は「自分活性化5か年計画2012」なのだ。
自分を成長させるために、世の中の全ての「ちょっとした」ことを「きっかけ」にして自己成長を促すことができる。
たとえば「サンプリングSDVを社内のSOPで作ったらどうだろう?」と考えたり「そもそもサンプリングSDVをしない(できない)理由は何だろう?それを私が解決するにはどうしたらいいだろう?」という考え方だってできる。
なんでもかんでも「他人任せ」「お上頼り」、「上司からの指示待ち」にしていると、自分を成長させるきっかけを失う(これが怖い)。
治験の活性化問題を自分の問題として捉えてみようではありませんか。
モニターとしてCRCとして開発担当者としてQCとして治験責任医師として治験事務局員として。
昨年の3.11の東北沖地震で、多くの人が「私にできることは何だろう?」と考えたはずです。
その結果としてボランティアに行ったり、節電したりしたはずです。
そのようなきっかけ作りとして「臨床研究・治験活性化5か年計画2012」を読んでみましょう。
損する1ことはありませんよ。
何でも「自分を成長させるきっかけ」として捉える、そんな貪欲さが大切です。
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