↓
http://hard-wonder.seesaa.net/article/246462138.html
ちょっと、いや、かなり残念です。
どうして、日本ではなく、アメリカなのでしょう?
記事の中にはこう書いてありました。
「理由は「先端医療の治験ノウハウが豊富な米国で効率良くデータを集め、早期の実用化を狙う。」ということ。
ね?
早期の実用化を目指すと、やっぱり日本ではなく、アメリカ優先になるのです。
これは、全ての製薬会社がそう考えています。
治験に係わる皆さんが治験環境を改善しようと、努力していることはよく分かっています。
「早期・探索的臨床試験拠点」を決めて、それらの病院を育てようと言う戦略も考えられています。
↓
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/chiken/
●国立がん研究センター東病院 (医薬品/がん分野)
●大阪大学医学部附属病院 (医薬品/脳・心血管分野)
●国立循環器病研究センター (医療機器/脳・心血管分野)
●東京大学医学部附属病院 (医薬品/精神・神経分野)
●慶應義塾大学病院 (医薬品/免疫難病分野)
そして、GCPの運用通知が改定されたりして、日本の治験をできるだけ世界レベルに引き上げようと言う努力もやられています。
それは分かります。
では、さて、日本の治験環境を改善するために、僕たちは何をしたらいいのでしょうか?
日々、ご苦労されているモニター、CRC、QC担当者、QA担当者、治験責任医師、治験分担医師、治験事務局、IRB事務局、DM担当者、解析担当者、など等、様々な形で『治験の現場』で皆さん。
皆さんの日々の活動こそが、実は日本の治験環境を改善するエネルギーの源だと僕は考えています。
皆さんの日々の活動の積み重ねが、つまり「日本の治験環境」なのです。
『治験は会議室で起きているんじゃない!治験は現場で起きているんだ!』と織田裕二さんばりに僕は叫びたいわけです。
だから、考えていきましょう。
どうしたら治験を効率的に、効果的に、スピーディに実施できるのか? ということ。
どうしたら、日本発の新薬が海外ではなく、日本で初めて治験をやってくれるようになるのか?ということ。
皆さんは「自分が治験の世界を動かしているんだ」という実感がありますか?
日々の治験業務に追われて、なかなか、そんな実感を感じることは難しいでしょうね。
でも!
皆さんが治験の世界を動かしている「張本人」なのです。
勇気を持って、治験のやり方を変えていきましょう。
SDVをサンプリングにするとか、創薬ボランティア募集に病院が地元新聞に治験の募集広告を出したりするとか、治験届に記載されている病院名を公開するとか。
流行ではなく、確実に根本から治験を変えていく、そんなアイデアを考えていきましょう。
あなたの日常が、すなわち治験なのです。
こんな本も出ています。参考にしてみてください。(発売されたのはかなり前(1998/11)ですが、まだまだ日本はこの本に書かれている治験事情にはなっていません。)
↓
米国最新治験事情 [単行本]
創薬ボランティアの理解と協力を得ながら、治験依頼者側と治験実施医療機関側と協力してやっていきましょう(あ!当局も)。
諦めるのはまだ早いです。
これからです。
日本の治験環境を改善するのは。
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