2011年12月25日

2012年から未来を目指して

薬の開発は科学技術の発展に当然、影響されるけれど、やっぱり、ヒトの力が影響される。

どんなに科学が発展したとしても、きっと人間の直感力、忍耐力は欠かせない。

簡単な話し、モニターはコミュニケーション力が必要だ。

CRCはきっと調整力が必要だろう。

だから、あなたにはずっと可能性が残っている。(僕にも。)


テクノロジーは進化し続ける。

3.11があったあとでも原子力科学は開発が続けられるだろう。


科学技術を支えるのは、最後は人間力だ。

安全に対する意識、リスクとベネフィットの判断力、長期的視野。


今年は科学神話に対して警鐘が鳴らされた。

誰もが、科学者の言葉に首を傾げることが起きた。


新薬は期待されるけれど、副作用も心配しよう。


僕たちは新薬開発のプロとして働いている。

新薬開発のプロならプロらしくリーダシップを発揮していこう。


「僕はただのモニターの一人ですけど・・・。」

「私は一介のCRCにすぎないのですが・・・。」


そんなことは関係ない。

明日の新薬開発は他人事ではない。

有効性と安全性をしっかりと確認するためには、あなたの意識が必要なのだ。


次の世代に僕たちはどんな贈り物を渡せるのだろうか?


僕たちの子どもの時代へ、私たちの孫の時代へ、安心で頼れる新薬を開発していこう。


僕たちの日々は確実に未来に続いているのだから。



posted by ホーライ at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 治験の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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