どんなに科学が発展したとしても、きっと人間の直感力、忍耐力は欠かせない。
簡単な話し、モニターはコミュニケーション力が必要だ。
CRCはきっと調整力が必要だろう。
だから、あなたにはずっと可能性が残っている。(僕にも。)
テクノロジーは進化し続ける。
3.11があったあとでも原子力科学は開発が続けられるだろう。
科学技術を支えるのは、最後は人間力だ。
安全に対する意識、リスクとベネフィットの判断力、長期的視野。
今年は科学神話に対して警鐘が鳴らされた。
誰もが、科学者の言葉に首を傾げることが起きた。
新薬は期待されるけれど、副作用も心配しよう。
僕たちは新薬開発のプロとして働いている。
新薬開発のプロならプロらしくリーダシップを発揮していこう。
「僕はただのモニターの一人ですけど・・・。」
「私は一介のCRCにすぎないのですが・・・。」
そんなことは関係ない。
明日の新薬開発は他人事ではない。
有効性と安全性をしっかりと確認するためには、あなたの意識が必要なのだ。
次の世代に僕たちはどんな贈り物を渡せるのだろうか?
僕たちの子どもの時代へ、私たちの孫の時代へ、安心で頼れる新薬を開発していこう。
僕たちの日々は確実に未来に続いているのだから。