僕たちもこれでいこう。
モニターやCRC、治験責任医師・治験分担医師、治験事務局などの人たちがそれぞれプロフェッショナルに徹して、役割を果たす。
大事なことは自立主体的にプロフェッショナルになる、ってことだ。
たとえば、「なでしこジャパン」で言えば、最後まで諦めずにゴールを決めた澤選手。
長年、リーダーを務めて、日本サッカーを牽引してきたし、この前のワールドカップでは最後の最後に同点ゴールを決める執念が光る。
自分の判断で、果敢に飛び出す判断力がずばぬけて凄い。
僕たちは「物わかりが良すぎる」んじゃないだろうか?
執念で治験を成功させる。
いつも絶対に治験の質とスピードを確保するぞ、という情熱を最後まで消えさせない。
そんな「物わかりの“悪さ”」が必要だ。
護送船団ではなく、自立主体的に自分の判断で(お上に頼るのではなく)、果敢に攻めていこう。
さらに、「なでしこジャパン」のゴールキーパーを務めていた海堀選手(ワンダーランド日記にも書いたけれど)。
決勝のアメリカとのPK戦での立ち振る舞いが実にいい!最高だ。
普通はゴールキーパーは自チームのメンバーが相手のゴールにPKをする際には、自チームの所で、ゴールが決まるかどうかを見ながら一喜一憂する。
しかし、海堀選手は、自チームの(つまりなでしこジャパンの)メンバーがアメリカのキーパーを相手にPKをするとき、自チームとは反対側にたった一人で立って、ゴールの方を見ていなかった。
画面の右上を注目してほしい。海堀選手がひとりで、ゴールを見ないで、あらぬ方向をまっすぐ見ている姿が映っている。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=_nfvjgRrZ8g
これは、何故かと言えば、「緊張を持続させる」ためだったらしい。
自分のGKの時に失敗しないために、海堀選手はたった一人で孤独に自分の緊張を維持していたのだ。
クールだ。
凄い!
孤高の戦士だ。
これこそ、プロフェッショナルの鑑だ。
自分のベストを出すために、ひとりで戦い続けていた海堀選手。
自分をどのように追い込んだら、自分のベストが出るかを知っているのだ。
かっこよすぎる!!
惚れ惚れするぞ。
こういう女性に僕は弱い。(そんなこと、どうでもいいのだけど)
そして、決勝でレッドカードを受けた岩清水選手。
捨て身の防御だった。
あの時、彼女がディフェンスしなかったら、間違いなく、ゴールを決められていて、日本の優勝はあり得なかっただろう。
値千金のレッドカードだ。
ところが、僕たちの周りを見てみるとどうだろう?
「捨て身」どころか「保身」だらけだ(僕も含めて)。
捨て身の仕事を見せてくれる人なんて稀だ。
「ここぞ」という時に突進する判断力。
自分のことを顧みずに自分の仕事に徹したプロフェッショナル精神。
そして、その岩清水選手の退場をチーム全員で恩返ししたチームプレー。
執念とタフさとプロフェッショナルスピリッツ。
今、僕たちに求められているのは、まさに、これらだ。
自分の立ち位置、自分の役割をもう一度、確認しよう。
新薬を1日でも早く、出す。
捨て身の攻撃でね。
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