先週の日曜日で終わった「仁-Jon-」を見るまでもにないげ、「幕末」という時代に「坂本竜馬」という「人」がいなかったら、明治維新は30年は遅れたことだろう。
たとえば「遺伝子レベル」で生物学を探求できるようになった「20世紀」という時代に「ワトソンとクリック」がいなかったら、「DNA」の構造解明は10年は遅れただろう。
物理学でいうなら「アインシュタイン」だ。
今日の話題は「歴史」ではなく、「あなた」が「坂本竜馬」だということ。
あなたが治験の歴史を変えることができる、ということ。
少なくとも歴史の傍観者は止めよう。
たとえば、ここに「治験等の効率化に関する報告書」というものがある。
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http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001f1rr-att/2r9852000001f27x.pdf
こういう報告書を見てどのような反応を示すかというと「こんなの無理に決まっている」という反応と「ふーん」という反応と「よし。これで動こう」というようなもの。
大きくいってこの3パターンだ。
「ふーん」というのが傍観者の反応になる。
「こんなの無理に決まっている」という否定者はどんな時代のどんな問題にも存在するので、無視していい。
重要なのは「よし。これで動こう」という人たちだ。
そんな反応をしたあなたは不安がることはない。
たとえば、こんなニュースもある。
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東京大(浜田純一学長)が、入学時期を春から秋に移行する方向で検討を始めている。
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http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110701k0000e040056000c.html
こういうことを実践しようとすると、細々とした問題があり、それを逆手にとって反対する人たちがいるので、それに怯むことなく進む気概と決意が必要だ。
「サンプリングSDV」でモニターが品質保証をしようと思ったなら、それを実践すればいい。
わざわざ総合機構の人に「当社はサンプリングSDVをやっています」なんて言う必要はさらさらない。
業界内や社内から反対の狼煙があがるだろうけれど、気にしなくていい。
歴史を作るのは時代ではなく、「人」なのだ。
21世紀に入って10年。
「国際共同治験がトレンド」という時代。
「ドラッグラグが問題だ」という時代。
「公知申請」などというものがまかり通る時代。
「ICH-GCPが黒船として日本にやってきて15年」という今。
日本の治験が大きく変わっていい時代になってきた。
治験の坂本竜馬は「あなた」だ。
それとも違う?
ならば、明日の坂本竜馬はどこにいる?
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