どうして、この2つは人の心を虜にするのだろう?
「アイドル」は時代を反映している。
常に「今が、旬」なのが、「アイドル」だ。
だから、アイドルの命は短い。
「旬が過ぎたら」という想定を常に考える。
どの道に進むか?
大人の歌手か、バラエティか、はたまた女優か、家庭に入るか・・・・・・。
「アイドル」の顔は変わっても、「アイドル」の性質は変わらない。
夢を見させてくれることだ。
ところで、AKB48は「オタクの町」秋葉原から「会えるアイドル」として成功した。
新しい分野だ。
『総選挙』をやるなど、マーケティングもうまい。
次から次へとファンを煽るだけ煽る。
一方、電話、ネット、音楽、アプリケーションなどを融合したiPhone。
そんな要求が僕たちにあったわけではない。
アップル社が「開拓」したのだ。
そして、iPhoneも新しい夢を見させてくれる。
テレビのCMもうまい。
『AKB48』も『iPhone』もパイオニアだ。
過去に例が無い。
2匹目のどじょうを狙うのもいいだろう。
でも、面白いのは、新しい「柳」を探すことだ。
治験(新薬)の世界では2匹目のどじょうを狙うことも多い。
古くは抗生剤。
高脂血症。
勃起不全。
全く新しい分野を掘り起こす新薬がある。
モニターの業界でも古い世界からの伝統的なワザもあるし、新規のワザもある。
日本ではCRFは古くから「冊子型(ブック型)」だったが、ICH-GCPが導入された頃から「Visit型(複写型)」が使われ始めた。
最近ではEDC(Electrical Data Capturing)を採用することもあるだろう。
CRC(Clinical Research Coordinator)やCRO(Contract Research Organization )、SMO(Site Management Organization)という職種もやっと10年の歴史だ。
治験の「ワークシート」とか「カルテシール」なんていうのも、日本では新しいツールだ。
必要に迫られて発明することもあるだろうし、ふとした思いつきもあるだろう。
きっかけなんて、どうでもいい。
治験を画期的に促進する、あるいは、治験の質を飛躍的に向上させる、そんなものを作り出していこう。
ただ、日本人の特徴として「横並び」が好きだ。
「よそ様」がやっていないことは、「まだ、待っていよう」となりやすい。
それもいいだろう。
でも、それって面白くない。
パイオニアを目指そうよ。
『AKB48』や『iPhone』に負けない「とんがり」を目指していこう。
明日の『AKB48』は、あなたです。(って、「スター誕生」じゃないんだから・・・・・・・。)
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