限られた時間と限られた予算と限られたマンパワーで最大限の結果が出るように英知を結集する。
とは言えば、宝くじに当たるよりも厳しい確率だと言われている新薬開発だから、投資した時間もお金も水泡に帰す、こともままある。
科学技術の発達に伴い、大昔のように「とりあえず使ってみて、効果を確かめる」という時代は過ぎた。
遺伝子レベルで疾患の究明が行われ、遺伝子レベルで、あるいはたんぱく質レベルで新薬の候補を絞る開発方法もできてきた。
それにしても、資源が無限ではないことに変わりはない。
東京電力などの電力会社も限られた資源の中から、どの防災に力をいれる選択を迫られていたに違いない。
「耐震」か「耐津波」か、など。
製薬業界の話に戻すと、新薬の開発費用は高騰を続けている。
だから、「資源(特にお金)」の拡大を目指してM&Aが続いている。
金があればあるほど、より儲かる。
製薬会社の格差は広がる一方だ。
そうは言っても、ベンチャー企業のようにメガファーマに比べたら、微々たる予算の中で新薬の開発に成功している企業もある。
製薬企業の戦略も変わってきた。
2010年問題を抱えていたように、特定の商品に寄りかかった体質を変えようとしている。
市場も中国など新興国を中心として、地球上の主だったところはもちろんのこと、世界地図の隅々までカバーしようとしている。
どこの製薬会社が大きく成長するのか、これから5年後が楽しみだ。
会社が大きく変換(変革)しようという時、個人はもっと格差がでる。
会社は変わろうとしているのに、個人レベルでは「現状維持」ということが多い。
変化が激しいこの時代、「現状維持」といのは「減衰」とイコールだ。
自分が勤めている会社がよそと合併した場合、あるいは吸収された場合、赤字転落でリストラが始まった場合、等などを想定して働いていこう。(このご時世、何でもありだ。想定外はあなたにも私にもふりかかる。)
会社が「有限の資源」で動いてるのと同様に、個人も「有限の時間」「有限の知識」「有限のスキル」で動いている。
そこで、大事なのは「限度枠」を広げる努力だ。
これらの「限度枠」の中で一番、大きく広げられる余裕があるのは、「マインド」の部分だ。
時間もお金も限界は目に見えているが、心の部分、モチベーションやパッションなどの「マインド」の部分はほぼ無限に近い。
企業が生き方を変えようとしている時代は、個人も同じだ。
富める者がますます富める時代になるのか、それとも下剋上の時代になるのか、それを決めるのは実は、社会ではなく、あなた次第なのだ。
限られた資源の中で、あなたなら、何に投資しますか?
おすすめの商品は「自分」です。




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