そりゃ、英語力が必要だったり、慣れない資料(FDA1572(研究責任者の宣誓書)やファイナンシャルディスクロージャー(Financial Disclosure))が出てきたりするが、それだけのことだ。
たとえばアメリカやイギリス、ドイツ、フランス・・・等でも治験を運営しているのは、人間なので、それを日本でやるだけだ。
国内の治験で優秀(*注1)でないモニターは、国際共同治験でも「冴えない」働きしかしない。
そういう人たちが国際共同治験になって、急に「目覚める」という奇跡はおきない。
国内治験で普段から優秀なモニターは国際共同治験でもやっぱり優秀だ。
こういう優秀なモニターは市場価値も高い。
一度、自分の市場価値を考えてみるのもいいことだ(モニターだけでなく、CRCも)。
自律主体的に仕事をして、自分の仕事には責任を持っていて、情熱を注いでいる。
こういう努力家は何事にも努力するので、英語能力が向上するのも速い。
逆に、国内治験で活躍できない人は、国際共同治験でも活躍できない。(繰り返すけど。)
だから、国際共同治験だからと言って、あわてることはない。
経験したことがないことが発生することもあるが、それは国内治験でも同様。
自分の頭で考えずに、他人や上司に頼ることは今すぐ、止めて、「優秀なモニター(CRC)」を目指そう。
国際共同治験で馴れないことや書類で多少、不備があったところで、それで治験が全てパーになることはない。(国内治験と同様に)。
恐れることはない。
自分を愚直に成長させていくモニターが国際共同治験で活躍できるモニターです。
*注1)優秀なモニター
●いちいち指示を出さなくても自分の仕事が分かり、さっさと仕事をする
●だから、仕事のスピード、治験のスピードも速い
●問題が発生した場合も、自分なりに解決策を考えてから上司に相談する
●治験実施医療機関のスタッフ(治験責任医師・治験分担医師・CRCなど)から信頼されている
●なぜ信頼されているかというと・・・・・・
*「誠意」を持って仕事をしているから
*相手の立場で物事を考えられるから
*コミュニケーション能力も、説得力もあるから
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ラベル:国際共同治験