来週からは通常営業です。
先週の金曜日には新入社員に対して筆記試験を実施。
出題内容は以下のとおり。
●新薬開発の流れ
●GCP
●治験の事務手続きの流れ
●統一書式
●治験届
●補償と賠償
●保険外併用療養費
●ICHガイドライン
●SAEへの対応方法
●公務員倫理規程
・・・・・・など等
筆記試験の結果は「全員合格!」なのでホッとしています。
これで全員、次のステップであるOJTに進むことができる。
OJTでは、配属先のプロジェクトのプロトコルをまず完璧に理解し、暗記する。
その上で先輩モニターに同行して病院を訪問。
様々な治験の作業を体験することになる。
さらに、8月になると最終面接試験を行い、それに合格すると晴れて正式のモニターとして任命される。
ふ〜、「モニターへの道」はまだまだだね。
ところで、あなたが知っている治験に関する知識は本来知っているべき知識の何パーセントぐらいだと思います?
多分、3%ぐらいだと思います。
僕も自分の知識はそれぐらいだと思います。
・・・と思っていたほうがいい(あなたがどれほどのベテランだとしても)。
たとえば「明日から国際共同治験に異動して」って言われたら、英語、大丈夫?
たとえば「明日から医療機器の治験に異動して」って言われたら、大丈夫?
たとえば「医師主導型治験のサポート部隊に異動して」
たとえば「抗がん剤の治験」
たとえば「糖尿病の治験」
たとえば「総合機構の実地調査・書面調査のサポート」
たとえば「監査に異動して」
たとえば「薬事に異動して」
たとえば「ファーマコビジランスに異動して」
たとえば「ヨーロッパの開発拠点を立ち上げて」
・・・・など等。
自分が知っていることは既に十分だと思うと、そこから人は成長しません。
「大丈夫。うちの会社にそんなプロジェクト無いから」と思うと、そこからあなたは成長できません。
これを「ぬるま湯に浸かっている」状態と言います。
ぬるま湯に長居をして風邪、引かないようにね。
お互いに。
●週刊GCPのメル“ガマ”の(GCPメルマガ)バックナンバー・登録・配信停止はこちら
⇒ http://archive.mag2.com/0000102664/index.html
●ホーライ製薬は下記
http://horaiseiyaku.seesaa.net/